来院のきっかけ
左前肢破行、後肢ふらつきを主訴に来院しました。CT・MRI撮影より、C5-6の椎間板ヘルニア、小脳背側のくも膜下嚢胞が認められました。症状が軽度から中等度、また小脳背側にくも膜下嚢胞が認められ麻酔のリスクなどを考慮し、まずは内科療法から行いました。2か月後症状の改善が認められず、症状も進行し、起立・歩行困難となりました。
犬の頸部椎間板ヘルニアとは、頚椎と頚椎の間の椎間板が飛び出して、脊髄や神経を圧迫してしまう病気です。症状は、軽度な場合は首を動かすのを嫌がる、抱き上げるとキャンと鳴く、元気食欲低下などが認められます。中等度から重度になると、頸部の痛みが強くなり、ふらつき、四肢麻痺となり起立・歩行不能となります。診断には、CT・MRIが必要となります。軽度から中等度の場合は、内科的に治療することもありますが、重度の場合は、外科的介入が必要となります。外科的な方法としては、腹側スロット術(ベントラルスロット術)が一般的に行われます。椎間板ヘルニアが多発する場合は、背側椎弓切除術を行います。
左前肢破行、後肢ふらつきを主訴に来院しました。CT・MRI撮影より、C5-6の椎間板ヘルニア、小脳背側のくも膜下嚢胞が認められました。症状が軽度から中等度、また小脳背側にくも膜下嚢胞が認められ麻酔のリスクなどを考慮し、まずは内科療法から行いました。2か月後症状の改善が認められず、症状も進行し、起立・歩行困難となりました。
C5-6椎間板ヘルニア、小脳背側くも膜下嚢胞
C5-6椎間板ヘルニア、くも膜下嚢胞と診断した