来院のきっかけ
犬同士の喧嘩による咬傷
解放骨折とは、骨折により骨が皮膚の外に出たり、外傷により骨折部が皮膚の外と交通するしている状態を指します。解放骨折は非常に危険で、感染のリスク、重度の軟部組織損傷、骨癒合遅延や癒合不全、ショックや失血を伴うこともあります。
犬同士の喧嘩による咬傷
左前肢挙上し、軟部組織の腫脹が認められました。レントゲン、CT検査より橈骨・尺骨の粉砕骨折が認められました
左橈骨・尺骨の粉砕、解放骨折と診断し、橈骨にはLCPのダブルプレート、尺骨には髄内ピンによる治療を行いました