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症例紹介 CASE

症例紹介 CASE

尿管結石とは?

腎臓で形成された結石が尿管に詰まる病気です。尿管は細い管なので、結石が詰まると尿の流れが悪くなり腎臓が腫れます(水腎症)を引き起こします。放置すると腎臓の働きが失われ、命に関わることもあります。
主な原因としては、ミネラルバランスの悪い食餌、水分不足などによる食事によるもの、濃い尿やpHの偏りなどの尿の性質、小型犬などの体質により起こります。結石の種類は、シュウ酸カルシウム結石、リン酸アンモニウムマグネシウム(ストラバイト)が多いです。

症例紹介

犬種 チワワ
年齢 7歳7ヶ月
体重 3.6kg
性別 雌(避妊済)
来院のきっかけ

他院より尿管結石疑いで来院

所見

レントゲン検査、超音波検査、CT検査より左の尿管に結石が認められた。

診断と治療

左尿管結石と診断。手術用顕微鏡下により尿管切開を行い、尿管結石を摘出した。尿管が狭窄しないように尿管〜膀胱に栄養カテーテルを設置した。

写真4
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その後の経過(オペ後)

術後7日後、栄養カテーテを抜去して無事に退院した

before
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写真1